日本経済を考えるには景気について考えるのが一番です。
様々な業界でもそうだとは思いますが、景気の色合いが良く見えると言うことでは、やはりメディア関係は良く映すように思います。
自分が仕事の一環ともする出版も、それはもう景気をよく映します。
たとえば、バブル景気と言われてあの頃は、こう言っては何ですがどんな企画でも面白がられて通り、相応に書籍になることも珍しいことではありませんでした。
こんなで大丈夫だろうかと言う企画が一発で通り、それこそ洒落でもなく、景気がいいねと驚いていたものです。
一つの企画でそこそこにうけるものがあると、あとは深く考えることも無く、似たようなものがごろごろと排出されていきました。
まさに浮かれているような状態です。
弾けてしまえば、バブルと言うのも言い得て妙で、いったん景気が悪くなると、今度はどのように考え出された企画でも、目新しいものほど敬遠されて、叩いても割れない石橋を求めるように手堅いものだけが横行します。
これはこれで、景気の悪さに浮かされているように思えなくもありません。
果たして、景気が良く何って来ている昨今と言われますが、はり景気と言う何かに浮かれている状態だけにならないように、過去の景気の様々な様相から学ぶべきものがあるように思います。
イザナギ景気の頃は、給与の15%UPもあったなんて、夢みたいな話しを聞いちゃうと、今が、イザナギ景気超え、とか、言われていても、何だか全然、ピンと来ない。
イザナギ景気超えじゃなくて、イザナギ景気再び、がいいな。だいたい、イザナギ景気超えって、いうけど、超えているのは、期間だけの話しで。実質的なものは、全然、違うわけで。イザナギ景気の頃の、上りっ調子の景気が再び、だと嬉しいのにね。
でも、いろいろと明るい未来を予感させるような事実が、ちょこちょことはあるので、今後の好景気に期待したい所ではあるのよね。
一つには、イザナギ景気超え…といっても、今までは、デフレだったのが災い。でも、インフレ気味になってきたから、これから、好景気の良い影響が出てくるって話し。まあ、お金があるのに、物が無い〜って、ほうが、バブルっぽくはあるけど、景気としてはいいよね。
それと、ゴールデンサイクル。景気の4つの波が、去年末には全部上昇…っていうことで、2010年くらいまではずっと好景気が期待できるって話し。本格的なイザナギ景気超え…の恩恵があるといいなぁ、と、ちょっと思っちゃいます。
家族のアルバムは、ある時期から白黒の写真がカラー写真になっていきます。
歴史の色が鮮やかになっていくこの時が、いわゆるいざなぎ景気の時だと言うのは、だいぶ後になって認識したことです。
我が家にカラーのテレビが来たのもこの頃らしいですし、それは我が家だけでなく他の家もだいたいがそんな感じでしょうから、世の中の景気が良くなっていって好景気が続いていたと言うのが、こんなアルバムや家族の歴史からも察せられます。
この景気に対するいざなぎと言う大仰な命名も、一つの過程の歴史からも分かるのですから、よほどの好景気だったのでしょう。
アルバムの中の写真は、この期間に、家の前のぼこぼこした地面の道路が舗装され、その舗装も数年の間にさらにきちんとした道路に変転し、同時に並びの家々の建物も建て替えされて立派になっていくのが見てとれます。
これが国内に現されていたことでしょうから、まるで日本国内は、アルバムの写真が白黒からカラーに、テレビが白黒からカラーに変わるように、日本国内が鮮やかに色付いていったような感じだったに違いありません。
今現在、私たちは好景気が続いている中に在るようです。
後から思い返して、色鮮やかに変転している時だと、そう思える時期であって欲しいものです。